「永遠不滅の映画音楽ベスト30」は、とてもおすすめです。
誰もが口を揃えて名作と語る映画の主題歌などが収録されていて、聴いていると映画のワンシーンが浮かんできます。
私は幼い頃に「オズの魔法使い」を見た事がありました。
でも、時が過ぎ、だんだん作品の事も忘れかけていた時に、このCDを聴いたんです。
作品を代表とする曲「虹の彼方に」が流れてきた瞬間、当時の記憶が鮮やかに甦ってきました。
ドロシーの可愛い笑顔と同時に、当時の私の事も思い出しました。
映画音楽の魅力は、曲だけではなく映像も一緒に甦ってくるという所です。
こんなシーンもあったな。
あんなシーンもあったな。
と、思い出すだけではなく、当時の自分がどんな気持ちで映画を見ていたのかも思い出せます。
両親と一緒に並んでポップコーンを食べながら見たSF映画や、失恋した時に泣きながら見た恋愛映画など様々です。
誰もがついノスタルジックな気持ちになりますし、一曲がとても短いので、少しリラックスしたい時などには、ちょうど良いです。
このCDには、スタンダートな映画音楽ばかりが収録されているので、とても聴き応えがあります。
タイトルは知っているけれど、内容別までは知らないという人もいると思いますが、音楽自体のレベルが高いので、音楽として聴くだけでも十分価値があります。
映画において、作品をより魅力的にしているのは音楽だという事を、このCDを聴きながら改めて思いました。