一青窈のハナミズキ

この曲を初めて聞いたのは、5年間付き合っていた彼を別れて間もない時でした。

彼女がこの曲を作ったのは、ニューヨークのテロがあったのがきっかけで作られたのだと思うのですが、私はとても個人的な傷に響きました。

「君と好きな人が百年続きますように」の言葉にとても惹かれ、何度も聞き、別れた彼がどうか幸せになってくださいと願う気持ちとリンクしたように思います。

当時はとても悲しく、どうか自分の心の波が静まらないかと時間が経つのをひたすら待っていました。

自転車に乗っては涙を流し、一人になっては涙を流していました。

私ではない誰かとどうか長く幸せになりますように。と何度心で思ったでしょうか。

そんな切ない思いがこの「君と好きな人が百年続きますように」と共鳴したのかもしれません。

この曲を聴くたびに、そして、花を見るたびに切なく心が響きます。

そんな私ですが、当時ハナミズキという花のことを知りませんでした。

この曲を聴いてから、ハナミズキという花を意識し始めました。

私の住んで居る街にもこんなにもたくさんハナミズキが植えられていて、毎年見ていたんだと気付きました。

そして、毎年この花が咲くのを見て、彼を思い出します。

この曲が愛されるのは、共感したそれぞれの人が自分の中のハナミズキをもっているからだと感じます。

《ハナミズキ》の歌に込めた思いとはかなりかけ離れた感覚で、恥ずかしいのですが、これが私のハナミズキの思い出です。

今年は、24時間テレビを見てたら、この曲が偶然流れていて、目をやると一生懸命生きている人が紹介されていました。

ひたむきに生きるということとこの曲はとてもよく似合います。

この曲は多くの人に愛されている曲だと思っています。なので、このようなテレビ番組にも使われるのですね。きっと。

何度聞いても、心が揺さぶられるという曲は大切にしたいと思います。またそんな曲に出会えてとても嬉しいです。

私はあまり女性の歌手の方は聞かないのですが、一青窈さんの声は、切なさと凛とした強さのようなものを感じていて

この凛とした感じがとても好きです。

時にはくじけそうになる時もあるのですが、強くしなやかに生きたいと願っているのですが、くじけそうなときにもこの曲を聞きます。

仕事で失敗したとき、うまくいかないとき、人との付き合い方で間違った選択をしてしまったとき。

そんなとき聴くと、涙を流して、また、立ち上がろうと思えるのです。

そう思わせてくれる曲に感謝です。