「君への手紙」

今日おすすめするCDは、桑田佳祐さんが2016年11月23日にリリースした「君への手紙」です。表題曲を含めて4曲入っています。

1曲目の「君への手紙」は、内村光良さん監督・主演の映画『金メダル男』の主題歌でもある、幅広い世代に向けた応援ソングになっています。内村さんがダメもとで依頼したお願いを桑田さんが快く引き受け、この曲が生まれました。同じ時代を生きる人たちへのメッセージ、特に2番のサビで「愛」「希望」「涙」を成長につれて知っていく下りのところが好きです。最後のサビの前の「エンヤートット、エンヤートット」の挿入が、参加したことのある『宮城ライブ 明日へのマーチ!!』の演出を思い出させてくれて、胸が熱くなりました。

2曲目の「悪戯されて」は、昭和を思わせる歌謡曲です。この曲を初めて聴いたのはWOWWOWで放送された特番で、桑田さんが馴染みのミュージシャンの皆さんとともに、アレンジされた「男はつらいよ」「東京砂漠」「北国の春」といった東京にまつわる歌謡曲を披露する番組のラストでした。前川清さんを思わせる服装、髪型、歌い方にびっくりさせられました。『ミュージックステーション』でこの曲が披露されたときには、『ベストテン』や『全員集合』を思わせるような、黒子さんによるセットチェンジの演出があり、楽しませてもらえたのを覚えています。

3曲目の「あなたの夢を見ています」は七五調がとにかく心地よいです。バックダンサーがミニスカートでノリノリで踊りまわるのもいかしています。

4曲目の「メンチカツ・ブルース」は遊び心満載の歌詞です。コーラスで「コマネチ」と言っているのを初めて聴いた時には笑いが止まりませんでした。ライブや特番などでは歌詞を一部変えて放送禁止レベルにまでしてしまうのも桑田さんならではのチャレンジです。

4曲とも粒ぞろいで、じっくり楽しめるCDです。